ヨーグルトにチーズ、バターなどの動物性乳酸菌、漬物やみそ、しょうゆなどに含まれている植物性乳酸菌、今は乳酸菌についての知識をお持ちの方も多く、健康生活のためにうまく活用されているようです。
植物性のように腸内に生きたまま届かない動物性の場合でも、善玉菌のエサとなるのですから、様々な種類の乳酸菌を摂取していきたいものです。

乳酸菌は腸内に滞在している善玉菌のように定着するという事がありません。
摂取してから或る程度の期間滞在し、その後、排出されます
そのため、継続的に摂取する事が望まれるのです。
乳酸菌がどのくらい腸内にとどまってくれるのか?というと、菌の種類によって違いがありますが、3日~1週間程度です。
そのため、腸内に乳酸菌を一定量存在させるためには、毎日摂り続けないといけないことがお分かりいただけるでしょう。
乳酸菌の摂取方法は食品や飲み物、サプリメントなど様々な方法がありますので、ご自身に合った摂取方法で摂っていくと良いでしょう。

ただ乳酸菌の中には非常に強い菌もいて、例えばガゼリ菌はグラム陽性桿菌のラクトバチルスガゼリ菌類の一種ですが、この菌を1日1回、1週間にわたり摂取した方々の便を90日経過したところで調べたところ半数の方々の便からガゼリ菌の生菌が検出されたといいます。
つまり、ガゼリ菌に至っては、90日間もの間お腹の中で生きていたという事が証明されているのです。
生きたまま腸内に届き、他の菌よりも長く腸内にとどまって長い期間人の体にいい効果を発揮する菌も存在するという事を覚えておきましょう。