韓国の家庭料理であるキムチは、今や日本でも大人気の漬物となり、冷蔵庫に必ず入っているというご家庭も多いでしょう。
ピリッと辛くてちょっと酸味があり、ごはんのお供としても鍋などにしていただいてもおいしい漬物です。
みなさんそれぞれのご家庭で、オリジナルレシピがあるのではないでしょうか。

食卓の定番食材となりつつあるキムチは、発酵食品であり、優れた特徴を持つ植物性乳酸菌がたっぷり含まれている食材です。
その豊富な含有量は5億個以上です。
日本の漬物代表格といえばぬか漬けですが、ぬか漬けに含まれている乳酸菌含有量は1億個くらいですから、キムチには実に豊富な乳酸菌が含まれているという事がわかります。

キムチはヤンニョムという韓国の調味料を利用して作りますが、このヤンニョムが乳酸菌の増殖を促進しているのです。
ヤンニョムの原材料には「アミの塩辛」が利用されています。
乳酸菌のエサとなるヤンニョムの動物性たんぱく質が増殖を進めているというわけです。
ただ、こうした方法で作られていないキムチもありますので、購入の際にはオキアミの塩辛、ヤンニョムが利用されていることを確認してから購入するといいでしょう。

そのまま食べてもしっかり乳酸菌を摂取できますが、玉ねぎのみじん切りを合わせていただくのもオススメです。
玉ねぎにはオリゴ糖が豊富で、このオリゴ糖も乳酸菌のエサとなります
菌を増殖させる効果をさらにアップできる食べ方です。