乳酸菌の働きというと真っ先に浮かぶのが便秘の解消でしょう。
乳酸菌を摂取すると腸内を程よく刺激し腸の蠕動運動をサポートします。
この運動が正常に行われることが便をスムーズに出すために必要なことです。
また腸内を常に弱酸性の状態に保つ働きを持っていますので、腸内を腐敗やガスの発生を抑制し、気持ちがいい排便を促します。

腸内ではたくさんの免疫細胞がつくられますが、免疫細胞の産生、活性化を促すのも乳酸菌です。
免疫細胞そのものに作用する乳酸菌http://www.ymcadelta.org/mennekikatuseika.htmlがあることもわかってきています。
免疫細胞が元気になれば、免疫機能向上につながり、病気になりにくい元気な体を作る事が出来ます。
免疫力の向上はアトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患にも影響し、アレルギー症状の改善、緩和効果がある事も知られています。
腸内環境を改善すると免疫細胞の過剰反応を正常化し、嫌な症状を緩和してくれるのです。

腸の中で善玉菌が優勢でいられるように善玉菌の産生をサポートしその働きを強めてくれる乳酸菌は、ストレスを軽減するという効果がある事もわかっています。
腸内に乳酸菌が継続的に摂取されることで腸内環境が良くなり、自律神経の働きを向上させます。
逆に摂取が少なく悪玉菌が優勢となると自律神経が乱れ、イライラがあり不安定な精神状態にしてしまいます。
精神的不安定にも乳酸菌の働きが役立つというわけです。
乳酸菌は普段の食事や乳酸菌飲料から簡単に摂ることが出来ます。
どのような食品に含まれているのかを調べてみると、知らないだけで意外と配合食品はよく食べられています。
とくに和食中心の食生活をしている人は1日に必要な乳酸菌の量を自然とクリアしているんです。
今まで食事についてあまり意識してこなかった方もこれからは乳酸菌が含まれている食生活を意識してみてはいかがでしょうか?